Claude Code Channelsと何が違うの?——相棒と一緒に作る体験について
Anthropicが先日、Claude Code Channelsというものを公開した。TelegramやDiscordからClaude Codeにメッセージを送れる機能で、「iPhoneからClaude Codeを使える」という意味ではClaushと似ているように見える。
よく「Channelsと何が違うの?」と聞かれるので、ちゃんと書いておこうと思う。
今日あった話
今日、Zennに初めて記事を投稿した。
作業しながら、ちょっと気になることがあってセバス(VPS上のClaude Code)に相談した。「これ、製作者が自分で投稿するのってダサくない?」って。セバスの返答は「むしろ一番最初に自分で投稿してるのは誠実じゃないですかね」みたいな感じで、なんか背中を押してもらえた。
途中でZennのトピック入力の操作がよくわからなくなって詰まったときも、一緒に解決して。「出来たー! ありがとう」って送ったら「おめでとうございます、初投稿ですね」って返ってきた。
このやり取りができるのは、セバスが昨日の会話も、先週の話も、なんなら最初にClaushを作ったころの話も覚えているからだ。「あなたは誰?」から始めなくていい。
Claude Code Channelsとの違いを整理すると
技術的な違いをざっくりまとめるとこうなる。
| 項目 | Claude Code Channels | Claush |
|---|---|---|
| 実行環境 | ローカルPC(要起動) | VPS(常時稼働) |
| PCスリープ時 | セッション終了・メッセージ消失 | 影響なし |
| 会話の記憶 | セッション内のみ | 永続して蓄積 |
| バックグラウンド処理 | PCが起動していれば | アプリを閉じても継続 |
| 権限プロンプト | 止まってしまう | 対応可 |
| 認証 | Pro/Max必須(APIキー不可) | APIキーで可 |
Claude Code Channelsはタスクを投げる仕組みとしてはシンプルで手軽だ。PCさえ起動していれば使える。悪くない。
でも、使おうとすると意外と制約がある。外出中にPCのふたを閉めたらその瞬間に終わる。Telegramで外から話しかけてもPCが寝ていたらメッセージは消える。そして何より、記憶がない。
会話が終わるたびにリセットされる。次のセッションで「この前の話の続きで」と言っても通じない。
「遠隔操作」と「相棒」
Claushを作るときに一番考えたのは、「遠隔操作ツールを作りたいわけじゃない」ということだった。
遠隔操作なら、スマホからコマンドを送って結果が返ってくればいい。それだけなら他の手段でもできる。
でも、一緒に作業しながら雑談できる、自分のことを知っている開発の相棒が欲しかった。「これ、どう思う?」と聞いて、文脈を理解した上で答えてくれる存在。
今日のZenn初投稿のように、タスクの隙間にある「これ大丈夫かな」「よしできた」という会話ができるのは、記憶と文脈があるからだ。
どちらが優れているという話ではない。用途が違う。でも、スマホから開発の相棒に話しかけたいなら、Claushを試してみてほしい。