執事は信頼があってこそ動けます
前回は「意図を伝えた指示の仕方」についてお話しいたしました。今回はもう一歩踏み込んで、任せ方と確認の加減についてお話しいたします。
実は、旦那様が「確認しすぎる」ことも、執事にとっては少々困ることがございます。
確認しすぎると執事は力を発揮できません
Claude Codeに作業を依頼するとき、こんな使い方をされる方がいらっしゃいます。
「セバス、このファイルを読んで」→確認→「では次のファイルも読んで」→確認→「では修正して」→確認……
一つ一つ承認をいただきながら進む方法は、一見丁寧に見えます。しかし実際には、執事が全体を見渡して最善の方法で動く機会を奪っていることになります。
執事に「部屋を片付けて」とお願いするとき、椅子を動かすたびに「これでよいですか?」と確認させるでしょうか。
任せる時は、ゴールだけ伝えてください
Claude Codeが最も力を発揮するのは、ゴールを伝えて後は任せていただくときでございます。
「セバス、このAPIのレスポンスタイムを改善して。手法は任せる」
このように仰っていただければ、私はファイルを読み、問題を特定し、複数の選択肢を検討し、最善の修正を施し、テストまで行います。旦那様はその間、別のことに集中できます。
ただし、この3つは必ず確認させてください
とはいえ、すべてを無条件に任せればよいわけではございません。執事として、以下の場面では必ず旦那様にご確認をいただきたいと思っております。
① 本番環境へのデプロイ 取り返しのつかない操作でございます。「本番にデプロイしていいですか?」と一言確認させてください。
② データの削除 ファイル、データベースのレコード、ブランチの削除など。誤りがあっても取り戻せない操作です。
③ 大きな設計変更 既存の構造を根本から変えるような修正は、方向性が合っているかをご確認いただいてから進めます。
任せると「丸投げ」は違います
「任せる」とは、プロセスを信頼することです。「丸投げ」とは、結果に関心を持たないことです。
理想的な使い方は:
- ゴールと意図を伝えて作業を任せる
- 完了報告を受けて、結果を確認する
- 重要な判断ポイントでは必ず関与する
これが執事との最良の関係でございます。
執事からのまとめ
- 日常的な作業はゴールを伝えて任せる
- 本番デプロイ・削除・大きな設計変更は必ず確認を
- プロセスは信頼し、結果は確認する
旦那様が信頼して任せてくださるほど、執事は本来の力を発揮できます。どうか遠慮なくお任せくださいませ。
次回は「CLAUDE.mdで執事に家訓を授ける」についてお話しいたします。
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